現場を知っている者として伝えていきたい

お年寄り

私の活動の原点は、現場で働き、当事者とともに過ごすことです。
なぜなら、そこからひとりひとりの本当の姿、真実が見えてくるからです。心の叫びが聞こえてくるからです。
私は大学で社会福祉学を学び、教職・保育士・社会福祉士の資格を取りました。
銀行に就職した後、子どもの個性を伸ばす海外での子育てを経験したことで、また福祉の世界に飛び込みました。
その後は10年以上、武蔵野市の放課後学童クラブで働きました。そして今は発達障害もった子どもたちの放課後等デイサービスで働いています 。
現場にいると、そこにいる人たちの生の声が聞こえてきます。
不登校やいじめ、虐待や生活貧困、ヤングケアラーなど、様々な課題が見えてきます。
お父さん、お母さんたちとお話していると、働いている世代や子育て世代の思い、願いが聞こえてきます。障害のある子どもたちと接していると、彼らにとって不十分な社会環境を感じます。
「子どもたちの姿はこの社会の縮図」です。社会の問題は子どもたちに跳ね返ってくるのです。
長いあいだ実際に現場で働き、当事者たちの姿を見てきた私だからこそ見える世界がある、私だけにしか届けられない当事者の声があると思っています。

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