皆さまは思い描いていた老後の生活ができているでしょうか。
私は今、要介護の母と暮らしています。いつまで住み慣れた家で、地域で暮らしたいと考えています。誰もが同じ願いを持っていると思います。
私は現場で、また実体験として、介護者がいなくて施設に入居せざるを得ないケース、介護疲れにより介護者が体調を崩してしまい共倒れになってしまうケース、介護者が介護のために仕事を辞めなければならないケースなどを見てきました。
また高齢者の皆さんが、そして介護する家族が安心して自分らしい生活ができるように、在宅介護支援サービスの充実を図っていきたいと思います。
同居している家族がいると、介護サービスに制限がでてきてしまうのが、今の仕組みです。それでは介護する家族は仕事を辞めざるを得ません。それを避けるために世帯分離することもあります。大事な家族と分かれて暮らすことになるのです。
移動支援サービスの導入を積極的に進めます。年を重ねると足腰が弱ってくるのは必然なこと、日常の食料品を買いに行けるような、楽しみのために外出できるような、手軽に気軽に使える移動サービスの仕組みを整備します。
誰もがいずれ年を取ります。経時的な不安や健康的な不安は誰もが持っています。
「子どもも若者も 障害があっても 高齢になっても 自分らしく生きられる社会」をめざしていきます。
高齢者の皆さまへ
